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喫煙被害と禁煙

喫煙被害と禁煙コーナーにようこそいらっしゃいました。 タバコの害を学習し、禁煙するための方策を考えましょう。

1.タバコはどんな害があるのでしょうか?

その前にタバコの煙に含まれる化学物質にはどんなものがあるのでしょうか? タバコの煙には、4,000種以上の化学物質が含まれ、発がん性物質が、60種以上も入っています。ペンキ除去剤に含まれるアセトンやカーバッテリーに含まれるカドミウム、排気ガスに含まれる一酸化炭素もその中にはいっています。これらは吸引したくないですね。 今度はタバコの害をお話します。タバコを吸っていると寿命が短くなります。しかし禁煙で取り戻せます。60歳で禁煙しても+3歳の寿命が取り戻せます。タバコを吸っていると、皮膚のハリがなくなり、目じり・口周りのシワが増えます。老け顔になるわけです。またタバコはがんやぜん息に深く関わるだけでなく心筋梗塞、うつ病とも関係します。タバコは健康面でなく、金銭面でも負担になりましすし(20年で314万円かかりますから贅沢な海外旅行と同じです)、タバコは家族にも被害を及ぼします(夫の喫煙本数が多いほど妻の肺がんリスクが高まります)。

2.それではなぜタバコがやめられないのでしょうか?

それはタバコの煙に含まれるニコチンのせいです。

自分の意思の弱さのせいではないのです。タバコの煙に含まれるニコチンが麻薬にも劣らない依存性を持っていて、喫煙者はニコチン依存症という病気を持っているからです。 脳の中にはニコチンが結合すると快感が生じる受容体があります。α4β2ニコチン受容体です。タバコを吸うとニコチンがα4β2受容体に結合し、快感を感じさせる物質(ドパミン)が放出されます。ドパミンが放出されると、快感が生じて、すっきりしたとかもう一度吸いたい気分になります。禁煙を始めると、イライラする、集中できないなどのニコチン切れ症状(禁断症状、離脱症状)が現れます。

3.それではどうしたら禁煙できるのでしょうか?

自分で意思を強く持って断固禁煙できればいいのですが、タバコがやめられないのはあなたの意思の弱さではなく、ニコチンの持つ依存性が原因です。ニコチン依存症は治療が必要な病気とされていて、お医者さんに治療薬を処方してもらうことによって禁煙の成功率が高まります。 禁煙補助薬には貼り薬とニコチンを含まない飲み薬があります。健康保険等を利用して禁煙治療をすることもできます。 さあ、いますぐ禁煙にチャレンジしてみましょう。

静岡県医師会報 今月のとびらことば

「地域医療と生涯教育のありかた」 次年度は、いよいよ医療・介護一体化の診療報酬改定がなされます。国は、社会保障費の抑制を目指して、医療…

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